本格的に歌い手をやるにはインターフェースっていうのが必要って聞いたんだけど、
種類が多くてどれを選んでいいか分からない…。
iPhoneにも使えるインターフェースを知りたいんですけど、
おすすめがあれば教えて下さい
数々のインターフェースを使ってきた私にお任せください!
コスパ、使用用途などにも合わせて、
あなたにおすすめのオーディオインターフェースを紹介致しますね!
それに最近はPCだけではなく、
iPhoneやAndroidスマホでも接続出来るインターフェースもあります。
PCが無いからiPhoneで録音していた人も、
オーディオインターフェースを導入することで、今よりも圧倒的に高音質に近づきます!
そもそもオーディオインターフェースが分からない。
これを使うとどうなるの?という方はこちらの記事を先に見てみてください!
→歌い手がオーディオインターフェースを使わないといけない理由(準備中…。)
FOCUSRITE |Scarlett Solo (gen. 3)
こんな人におすすめ!
高音質で歌が録れれば良い!
配信はやらない!
DTMで作曲もしたい!
通な方はISAのマイクプリアンプでご存知のFOCUSRITE!
このFOCUSRITEというメーカーは、マイクプリアンプがとても有名メーカーなので、
しっかりと録音のクオリティが高いです!
強みとしてはISAのマイクプリアンプをシミュレートした『Air機能』が付いていることですね!
なんか録った音が良い感じになりますw
ちょっと適当すぎるとブラウザバックされちゃうのでちゃんと説明すると、
録り音にアナログ感が出ます。
はい、意味が分かりませんよねwww
簡単に言うと、録り音に適度な倍音成分(ノイズ)を足すと、
耳障りの良い音になって、聞いてて気持ちが良い音になる機能がついてるってことですwww
マイクの音質が良いのも最高なんですけど、
付属のソフトも最高なんです!
- Ableton / Live Lite
- Antares / Auto-Tune Access
- Brainworx / bx_oberhausen
- Brainworx / Bx_console Focusrite SC
- Brainworx / bx_masterdesk
- Softube / Marshall Silver Jubilee 2555
- FOCUSRITE / Red 2 & 3 PLUG-IN SUITE
- XLN Audio / Addictive Keys
- XLN Audio / Addictive Drums 2: Studio Rock Kit Relab / LX480Essentials Focusrite Plug-in Collective Avid / Pro Tools サブスクリプション 3か月分
- Splice Sounds サブスクリプション 3か月分
10個くらい付いてくるんですけど、このソフトだけでも元が取れちゃいます。
中でも歌ってみたで使うなら、個人的にはAntares / Auto-Tune Accessがめちゃくちゃ最高です!
ケロケロをするためのソフトだと思ってください!
これを使うとこんな感じになります。
MelodyneっていうMIX師御用達のピッチ編集ソフトも使ってますが、
大体こんな感じにできます!
このインターフェースを買うだけでAuto-Tune付いてくるのはまじで最強卍!
※ただ、初心者の方がいきなり導入しても訳がわからないと思うので、
誰にでもおすすめというわけではないです…。
他にも自分で作曲をしたい!っていう人には
XLN Audio / Addictive Keys
XLN Audio / Addictive Drums 2: Studio Rock Kit Relab
ピアノ系の音源ソフトと、
ドラムの音源ソフトが付いてきますので、最強になれます!
(プロでも使われてます)
※ここで紹介する付属ソフトは全てPCでしか使用出来ないソフトですので、
スマホ録音の方は気をつけてください!
iOS端末にも接続可能です!
接続方法はこちらを参考にしてください!
他にも付属でDAWのAbleton / Live Liteっていうのが付いてくるんですけど、
歌い手界隈だとStudio OneとかCubaseの方が有名なので、あんまり使わないかもしれないです。
(私の周りでも使ってる人を見たことないです)
1つ欠点があるとしたら、ループバック機能が付いていないので、
配信をする時にちょっと困ってしまうかもしれないです。
※ループバック機能とはPCで再生されている音を配信に流す事が出来る機能。
この機能が無いとマイク音しか配信に流せないです。
ただ、OBSという配信ソフトを使えば、
ループバック機能がなくてもPCの音声を配信に流すことが可能ですが、
多少声と音がずれてしまうため、歌枠をやるには厳しいです。
コンデンサーマイクやヘッドフォン、ポップガード、マイクスタンドなど、届いたその日からレコーディングができるスターターセットはこちら
今や歌い手界隈のみならずJ-POPシーンで大活躍されているAdoさんは、
最初はスターターセットを使用していたようです。
STEINBERG | UR22C
こんな人におすすめ!
高音質で録音したい!
配信もしたい!
トラブルが起きにくいものが欲しい!(起きても解決しやすい)
DAWをCubaseにしたい!
歌い手に大人気の機種だったUR22mkIIがパワーアップして登場!
STEINBERGというメーカーは、
有名ボカロPや歌い手さんも使っているCubaseというDAWを作ってるメーカーでもあります。
付属でCubase AI(Cubaseの簡易版)が付いてきますので、
歌ってみたの録音も本格的に出来ます!
あとはループバックの機能も付いているので、
配信をしたい方にもおすすめです!
先程のFOCUSRITEのインターフェースの様に特出したアピールポイントはないのですが、
多くの歌い手さんが使っている人気モデルなので、
トラブルが起きた時にはネットで調べれば解決しやすいメリットはあります!
こちらの機種もiOSに接続可能なモデルとなっています!
※iOS機種やPCのUSB 2.0 Type A 端子に接続 する場合、市販のUSB電源アダプター、またはUSB モバイルバッテリーによる電源供給が必要です。
UNIVERSAL AUDIO | VOLT 1
こんな人におすすめ!
高音質かつ温かみのある歌を録りたい!
自分でMIXをしたい!
配信はやらない!
エレキギターやベースも弾きたい!
こちらは個人的に一押しのオーディオインターフェースで、
オーディオレコーディングのパイオニアと言われるビル・パットナムさんが設立した
『UNIVERSAL AUDIO』という老舗メーカーから出ているインターフェースです。
これは私にとって衝撃的な製品でした。
なにが衝撃的かと言うと、
『UNIVERSAL AUDIO』の製品って主にプロ向けの機材を出しているメーカーなんですね。
なので基本的に価格が高くて、
安くても6万円台〜。基本的に数十万円台という製品しかなくて、
とてもじゃないけど初心者が手を出せないメーカーだったんです。
それが2022年に手に届きやすい価格で新製品を出したんですよ!!
しかも『UNIVERSAL AUDIO』ならではの強みがありまして…、
ここのメーカーはアナログ機材をシミュレートするのがとても凄いんですよ。
アナログ機材の何が良いかと言うと、独特の倍音成分が付加されたり、
真空管(チューブ)アンプの温かみが付加できたりして、
現代音楽には無い耳障りの良さ、ふくよかさ、温かみを感じるんです。
私も良くMIXをする時に、アナログ機材をシミュレートしたプラグインを使って、
歌にそういう倍音を付加させる事をやります。
この機種はインターフェース中央にあるVINTAGEボタンを押すと、
真空管(チューブ)プリアンプに匹敵するサウンドを得られるので、
普段私のMIXでやっているのと同じ様なことを歌録りの段階で出来るのです!
実機だと22万円ほどするアナログ機材のサウンドをシミュレート!
しかもiOS端末にも接続出来て(外部電源必須)、
付属のソフトで『Melodyne Essential』が付いてきます!!
これはもうとんでもないことです。
MIX師御用達のMelodyneの簡易版ですが、これがあれば歌の音程を直せますので、
自分でMIXをやりたい人にもおすすめ出来るインターフェースです!
ただループバック機能は付いていないので、
配信をやりたい人は気をつけてください!
※OBSを使った配信であれば、
ループバック機能がなくてもPCの音声を配信に流すことは可能です。
※歌枠をやる時は音ズレがあるので気をつけてください。
私はここの『UNIVERSAL AUDIO』から出ているApollo X4というインターフェースを使っていたので、VOLTを買うことはないのですが、
もし私が初心者に戻って何買うか聞かれたら、真っ先にこのインターフェースを買いますね!笑
(歌い手の梓川さんもTwitterのスペースでおすすめだと言ってました!本人はSSL2を使用しているとの事)
他にも付属のソフトでMarshall Plexi Classic Amp Bundleと
Ampeg® SVT-VR Classic Bass Bundleというアンプシミュレータが付いてくるので、
エレキギターやエレキベースをやりたい人はPC上でリアルなアンプサウンドを出す事が可能です!
予算がある方は、同機種に有名な1176系のアナログコンプレッサーをシミュレートさせた
VOLT 176というインターフェースもおすすめです!
(このコンプレッサーは音割れを防いでくれるのと音にパンチを与えてくれる作用があります)
M-AUDIO | M-Track Solo
こんな人におすすめ!
とにかく安い物が欲しい!
ひたすら価格の安さを求めたインターフェースになります!
破格の5000円台!
コンパクトながら、コンデンサーマイクを接続するために必要なファンタム電源を搭載。
エレキギターやエレキベースの入力も出来るインストゥルメント入力端子も搭載しています。
Lightning USB 3カメラアダプタを使って外部電源の供給が出来れば、
iOS端末への接続も可能です!
こういうやつを使う。
ただ、値段も値段なので、
録音レベルは16bit/48kHzになっています。
と言っても、CDの音質レベルなので問題ないと思います!
(ちなみに数字が大きければ大きいほど良い。他の機種は24bit/192kHz)
とりあえず低価格でコンデンサーマイク繋いでみたい!っていう方は、
導入してみても良いんじゃないでしょうか!
YAMAHA | AG03MK2
こんな人におすすめ!
歌い手より配信をメインでやりたい!
配信で歌枠をやりたい!
みなさんご存知のYAMAHAから出ているインターフェースです!
最近歌い手界隈では多機能で有名になっているAG03が、パワーアップして登場しました。
具体的には、前機種で散々言われてしまったマイクの音質が向上したみたいです!
(音量を上げるとサーというホワイトノイズが目立つ問題があった)
なにが良いかと言いますと、
配信者向けの機能が充実しているんですね!
ループバックはもちろんのこと、
ボタン1つでリバーブ(エコー)がかけられる、
コンプレッサー(音割れ防止)がかけられる、
アンプシミュレータが使えます!
(エフェクトの調整はPCソフトのAG DSP Controller使用します)
他にも入出力端子が豊富で、
ヘッドセット端子やAUX端子というスマホや音楽プレイヤーを繋げられる端子が付いています。
前機種は配信者さんやゲーム実況者さんがメインで多く使われていた印象があるのですが、
MK2にパワーアップしてマイクの音質が上がったので、
歌い手もガンガン使っていって良いものになったんじゃないでしょうか!
iOS端末にも接続出来るのですが、
PCソフトAG DSP Controllerを使用しないと細かいエフェクトが調整出来ないので、
端末配信でエフェクトを多用したいという方は期待しすぎない方が良いかもしれないです。
(ちなみに外部電源必須)
ただ他にリバーブ(エコー)とかをかけられる機種が現行では無いので、
配信向けならこのAG03一択になるかなと!
追記:個人的に興味があったので入手してみました!
Mk2になって音質がパワーアップしたみたいですが、まだ若干ホワイトノイズが気になりました。
ですが、MIXしちゃうとほとんど気にならないレベルです。
他の配信向けの機能が強すぎるので、この価格帯であればコスパはすごく良いのではないでしょうか。
YAMAHA AG03MK2
SENNHEISERのE935で録った録音サンプル。
RME BabyFaceProFS
SENNHEISERのE935で録った録音サンプル。
まとめ
数々のオーディオインターフェースの中で選りすぐりの機種を紹介させていただきました!
正直1万〜2万円台のインターフェースの音質って50歩100歩であんまり大差がないので、
欲しい機能があるか、欲しい付属ソフトがあるか、とかで選んでみると良いと思います!
あとは一生モノで使おうとかは考えず、気楽に選んでいただくと良いかな、と。
大体2〜3年も歌い手活動を続けていたらですね、
これらより良いインターフェースがだんだん欲しくなって来ますから( ̄ー ̄)ニヤリ
その時になったらこっちの機材沼に喜んで招待致します(ΦωΦ)
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